お薬に関するご質問
Q1 | お薬の保管で注意することは? |
A1 |
直射日光・高温・多湿を避けてお子様の手の届かない場所に保管する。 多くのお薬は室温保存(1~30℃)が基本であり、薬の大敵は「高温(30℃以上)」「直射日光」「湿気」です。お薬によっては「10℃以下の場所(冷蔵庫)に保管」「カンなどの気密容器に保存」といった注意が必要なものもありますので、薬剤師の説明をきちんと聞きましょう。湿気を避けるために冷蔵庫に保管すると、取りだした時の結露により、かえって湿気を帯びることがありますので避けましょう。 誤用を避けるため、食品、農薬、殺虫剤、防虫剤などとは区別して保管しましょう。また、他の容器に入れ替えないようにしましょう。 |
Q2 | 処方薬と市販薬って何が違うの? |
A2 |
処方薬はかかってしまった病気の治療に。市販薬は健康の維持増進や初期治療などに。 処方薬(医療用医薬品)は、医師の処方箋に従って、薬剤師によって調剤される薬のことで、購入者の判断で選択できず、使用に関しては、医師や薬剤師の指導・助言に従う必要のある医薬品です。 症状のほか年齢や体型などに合わせて必要な薬効成分の含有量が決められるため、効き目は比較的強いが、含有量が多い分、副作用の危険もあるため注意が必要です。 市販薬(一般用医薬品)は、薬剤師などから提供された情報などに基づき、自らの判断で購入し、自らの責任で使用する医薬品です。 安全性を重視しているため、一つひとつの薬の有効成分の含有量が少なく、複数の成分が含まれているのが特徴。日頃の健康の維持増進や、病気のかかりはじめと思われる体調不良の初期治療、原因が明らかな慢性疾患の緩和、環境衛生などを目的に使用すると効果的です。 |